哲学科あるあるTOP3

1:教授を含めて独特な人が多い

十人十色

哲学科は様々な興味を抱えている人が多数いるから、とにかく変わった人が多かった。何かを語り始めたら止まらない人、教授に食ってかかる人、大抵酔っている人・・・。

 

教授も例外ではなかった。語りに熱が入り、講義が終了してもなお止めない人もいれば、街中でじっと人々の往来を観察している人もいたようだ。

 

何か独自の世界をそれぞれが持っているようだった。

 

 

2:いきなり消える人がいる

これは入学したての4月のことだった。教室の席の最前列に座り、教授や講師へ積極的に質問をし、周囲から観れば熱心な学生だと思われていただろう。しかし、彼は1か月後にいなくなったのだ。どういう理由でなのかは分からないが、最初の1か月以降現れなくなってしまった。

 

彼だけではない。半年くらい普通にいなくなる奴がいる。

 

バックパッカーとなり、世界各地を放浪していれば当然のごとく学校には来ないだろう。

周囲に何も告げずに退学していた人もいた。哲学科は基本的に少人数なので、大体は顔見知りとなる。そして、いなくなった理由を誰も知らないなんてことも珍しくなかった。

 

 

3:両極端な学生たち

だがしかし、消える学生がいる一方で優秀な学生ももちろんいる。というか、極端だった。

4年間優秀な成績を収めて卒業論文にも賞が贈られる人物もいれば、留年を繰り返しつつも楽しそうに生活している人物もいる。語学が堪能で留学する人物もいれば、語学の単位をいつまで経っても取れない人物もいる。

ほどほどという言葉がないように感じた。

 

 

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哲学科は何をするところ?

高校の先の進路決め

進路相談

高校生の頃、進路は進学と決めていたが最初から哲学科に行こうと思ってはいなかった。いや、最初から哲学科だったような気もする・・・。

とにかく当時は「なぜ生きているのか」、「存在しているとは」なんていうような事をよく考えていた。考えてもどうしようもないことばかりが、グルグル頭を駆け巡っていた。

だから、いつの間にか哲学科に進学することにしていた。

 

 

哲学科に入学して

入学前後のイメージギャップ

ソクラテス

その後、無事哲学科に入った。イメージしていたものとは少しだけ違っていたけれど。

 

入学前、私は「生きるとは何か」みたいなことを議論したり考えたりするものだと思っていたのだ。全く違っていたわけではなかったのだけれど、ほんの少しだけズレがあった。

 

はっきりと分かったことは、学問としての哲学と哲学的な疑問は微妙に違うということだ。大学は学びの場だから当たり前といえば当たり前だ。哲学科で哲学的な疑問は大変に重要だが、それだけでは足りないのだ。

 

 

哲学科はとにかく語学

講義や演習で行われるのは、哲学者や思想家の著作を精読したり解釈を考えることだ。(演習とは少人数で行われる授業。いわゆるゼミ)

 

もちろん、原典を読む必要が出てくる。日本では特にドイツ・フランス思想が大部分を占めるので、ドイツ語・フランス語を4年間通して学ぶこととなる。加えて、英語もだ。

 

大抵は、ドイツ語かフランス語と英語をセットで勉強することになる。私はドイツ語と英語の授業を取っていた。この辺は学びたい分野によって変わってくる。3・4年からはラテン語やギリシャ語を学ぶ人たちもいる。

 

なので、もし哲学科を考えている高校生がいるのならば英語に力を入れて勉強しておいた方が良い。あとは倫理の資料集を眺めて気になる人物について調べるのも良いと思う。

 

学びの幅の広さ

とはいっても、やはり哲学という学問は幅が広い。諸学の基礎といわれるくらいなのだから、ある意味すべては哲学へと通ずるとも言える。

 

武道の精神を突き詰めるだけでも、それは立派な哲学だと私は思う。

 

ただ、哲学科で行われることは時代ごとの哲学者や学派、領域についてを研究していくことが目的ではある。日本文学の誰それについての研究と同じことだ。

 

学科内の風潮としては興味の方向が、あらゆる場所へ向いてはいるのであるが。

 

 

哲学科を卒業してからのこと

はっきり言って、哲学科に入ると強みになる職業というものはない。在学時に教職課程を取って学校の先生となるか、他の職種を探して各々散り散りになるか。

もしくは、大学院へと進んでさらに研究をすすめるか。

哲学科の学生は、やりたいことや目標が明確な人が多いから皆何かしら先へと進んでいるようである。

 

私はフリーターとなってこのような駄文を書いてはいるのだけれど。

 

結末がお粗末な私ではあるが、やはり哲学科に入って良かったとはっきり言える。物事の考え方やとらえ方、視野の広さを手にすることが出来た。

それが哲学科というものであるように、私は思う。

 

 

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