【ボイスロイド劇場】あの夏のきりたん

【ボイスロイド劇場】あの夏のきりたん

 基本情報

投稿場所

ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm31769818

お借りしたもの

背景画像:写真AC様より

効果音:効果音ラボ様、ニコニ・コモンズ様(詳細は動画のコンテンツツリー)より

BGM:クラシック名曲サウンドライブラリー様より「亜麻色の髪の乙女」

立ち絵:ふらすこ様より

使用ソフト:Aviutl、VOICEROID+東北きりたん

その他

第三回ひじき祭(VOICEROID非実況動画祭)用に投稿しました。

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テキスト

◇導入

「また落ちて来てしまったのですね。ふふ、いいんですよ?さて、今日はどんな夢を見ましょうか・・・。」

◇その1

「お、やっと起きた。今から皆でかくれんぼするから一緒にやろう?」

【ナレーション】あなたは小学2年生。夏休みのお盆の時期に、田舎のおじいちゃんとおばあちゃんの家へとやって来ています。セミの鳴き声が降ってくるような昼下がり。お昼寝から優しい声で起こされたあなたは、親戚の子たちとかくれんぼをする事になりました。

「家の中から出ちゃだめだからね。鬼はじゃんけんで決めるよ」

【ナレーション】この子も親戚の子の一人です。いつも小さな子の面倒を見てくれる優しいお姉さんです。

「じゃーんけーん・・・ぽん!」

【ナレーション】かくれんぼの人数は5人か6人か・・・。おじいちゃんとおばあちゃんの家はすごく広いから、隠れる所はたくさんあります。でも、あなたはお姉さんの事が大好き。みんなが散り散りになっているのに、あなたはお姉さんの後を追いかけます。

「押し入れの中に隠れよっか」

【ナレーション】あなたはお姉さんと、2階の隅の部屋にある押し入れに隠れます。狭くて蒸し暑い押し入れです。

◇その2

【ナレーション】先にお姉さんが入って、あなたを抱えるようにして押し入れに隠れます。体育座りのあなたと、後ろのお姉さん。あなたの背中にお姉さんの胸やお腹がたまに当たります。

「動いちゃだめだからね?」

【ナレーション】左耳にそうささやかれました。あなたは無言でうなずきます。遠くで、鬼の子が数を数えています。

「あ、ブドウの匂いがする・・・。お昼ご飯の後にブドウ食べたもんね。服に汁が飛んじゃったのかな?」

×(足音)
×
×

【ナレーション】近くに鬼が来たようです。お姉さんは驚いてあなたを思わず抱きしめてしまいます。ぴったりとくっ付いて、背中が熱くなる。お姉さんの汗があなたの首筋に落ちて来ました。

×(足音、去る)
×
×

「びっくりしたね。もう行っちゃったかな?」
「・・・大丈夫かな。ねぇ、今日の夜は花火やろう。買ってあるんだ。そして明日は神社でお祭りだよ。新しい浴衣作って貰ったの。すっごくきれいなんだよ」

【ナレーション】あなたは頭がだんだんぼんやりして来ます。お姉さんが喋るたびに息が耳にかかってこそばゆい。

「川にも行きたいなぁ。あ、危ないから子ども達だけでいっちゃだめだよ。大人の人が付いてないと。私、スクール水着しか持ってないから可愛いのが欲しいなぁ」

×(声が遠くなる)「汗、たくさんかいちゃったね。終わったらシャワー浴びたい」
×「ねぇ・・・一緒に入る?」
×

◇終わり

「お帰りなさい。・・・え? 続きですか? もっと見たいんですか?」
「だったら、私の隣でずっと見ていて下さい」

(終り)